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2003年10月21日 4:01 PM #12571
ジュウイチ
キーマスター>分布がなくなれば、その辺で境界として区切ってしまい一応有意の広がりとして考えれば済んでしまうのかな、というのが私の問題意識でした。
考古学は埋もれた、あるいは破壊された物的資料を対象としますから、「負の分布」が現れてそれを考慮する必要があります。おっしゃるとおりです。
地理学では、「なかったものが出てきたときの散らばり」ではなくて、「見えてるもの全ての散らばり」を地図上に表すわけですから、「負の分布」自体を対象とはしないわけですね。
例えば、気候を例にとりましょう。赤道直下の気候をAと名付けるとすると、極地方にはA気候を構成する要素は皆無なわけで、考古学用語で言うなら「負の分布」ということになるでしょう。しかし、ふつう、そんなことを考慮しながら気候を研究対象とはしませんよね。極地方にはAではなくてBという気候があるわけですから、それだけを見ればいい。文化的な分布についても、例えば宗教を例にとると、ユダヤ教なんてヨーロッパにもアメリカにも分布していますが、宗教分布を世界地図で表すとき、ヨーロッパやアメリカは普通はキリスト教圏として色分けするわけです。ムスリムもいればブッディストもいる、なんていう細かい事情まで世界地図に反映させる必要はありません。人数が少なければ社会や文化、政治、経済などの影響も少ないからです。
アメリカ経済にユダヤ人が大きく影響している、ということは地理学の課題ではなくて経済学・社会学の課題ですから、地図に反映させる必要はないわけです。結局は研究者の関心にしたがって、分布は構成されると考えるのが妥当なのだと思います。経済的な分布なんて、対象とする事柄によって地図に反映できない地域がたくさん出るでしょうしね。
2003年10月21日 6:20 PM #12572SEME
キーマスタージュウイチさま。
自習室ですでにごあいさつずみだったとのことで、
重ねて失礼をお詫びいたします。当日はニフ慶のみなさんにお会いできるからと、
年甲斐もなく興奮をしておりました。
それでいっぱいいっぱいとなって
どなたかと勘違いをしてごあいさつしたものと思います。
こんな慌て者ですが、
今後ともどうぞお付き合いください。2003年10月22日 6:33 AM #12573yoshifuru
キーマスタージュウイチ様
おかげさまで、地理学に関して朧気ながら、イメージを
結ぶことが出来ました。考古学で卒論構想をしていると
分布の空白が恨めしいやら、怖いやらで、地理学には
陽射しが燦々とふりそそいでいるんだな、と感じた次第です。2003年10月22日 7:49 AM #12574yoshifuru
キーマスター甦る昭和史
ニフ慶な皆様お早うございます。
皆様の中には、あるいは既にお気付きの方もおられるでしょうが、
会社などの第一線で御活躍中の方々はそれどころではないかも
しれません。
安全といわれていた日本社会がかなり怪しくなり、ニュートンの力学
よろしく、その反作用が働き始めました。その名を「防犯組合」と言います。
我が家の近辺では、この一月で三つ出来ました。それは町会(自治会)
に屋上屋を重ねる、日本型地方自治の十八番の形式です。従来、警察は
この種の組織を持っていませんでした。某町会では「皆で、監視しあいま
しょう」と軒並み手製の看板が並んでいるところまで出現しています。全国
どこでも気をつけて見れば出現しているのではないでしょうか。
次ぎに、昨日は「地域福祉計画」策定懇なる会合にでてみれば、こちらも
隣近所の困ったお年寄りに手をさしのべることのできる社会を、なんて
やっているのです。こちらは、厚労省が法律に基づいて推進していますので、
確実に全国ですすんでいるものです。
以上のどこが問題かと訝られることでしょう。遅きに失したと思われた方
もおられることでしょう。
そこで、昭和の歴史を繙く訳です。実は、住民生活を支える上記の組織
は既に5~7種くらい存在していますが、それは管轄官庁が分散した為です。
戦前は、ただ一つの内務省が管轄をしており、現在目標とするところの
安全で安心な生活に関して、現在よりはるかに立派な仕事を果たしていた
のであります(これは皮肉ではありません)。隣組といわれた組織が
その中核に位置していました。
ところが、歴史の歯車とはよくいったもので、軍靴の響きが高くなるにつれ、
よく機能していた分、戦争遂行協力も効率よくなされてしまったわけです。
それ故、GHQにより解体され、主権回復後は必要に応じて、各地の実状
にまかせて形だけ再生されてきた訳です。ここにきて、相互扶助に基づく
住民生活を取り入れる必然性みたいなものが発生し、その分必要性は高
くなったことは想像に難くありません。
私達の世代はジタバタしても残り時間はわずかですから、歯車の逆回転
にお付き合いできそうもありませんが、2~30代の方々は分かりません。
物事というのは如何に善意に始まったものでも、人間がする以上は、結末は
いつも同じでありますから、よくご覧になられることをお奨めします。2003年10月22日 2:07 PM #12575hisoka
キーマスターyoshifuruさん
先に述べられた話しはもう古いです、1990年代頃の予備校生当時
からすでに日本史の授業で話題のことでした。湾岸戦争を契機に日本
が大きく変化し始める(今回でいえば「歯車の逆回転」)胎動のひとつ
ということ、政治も経済も含め日本社会そのものが「昭和」とは比べもの
にならない、非成熟な形で軍国主義へ傾倒する危険をはらむものと
熱弁をふるわれてた、ような記憶があります。ある意味で、2~30代の
私達の世代で方向性を決める大きな曲がり角を迎える可能性があるこ
とも、その当時に認識しておりましたから・・・・より最近になり、
「注意して社会と向き合うこと」を教わったことが現実化しつつ
あるなあ、というのが実感です。
なによりも、第2次大戦を知らない連中の多さに驚きます。
学校で教わらないことの方が問題なのでは?
10代および20代前半で学問よりも遊びや個性が重要な感覚、
あるいは、今の40代、50代の方の教育への姿勢が問題なのでは?
つまり親の世代と子供の世代を含めた社会かな・・・。2003年10月22日 9:58 PM #12576yoshifuru
キーマスターhisoka様
1990年代に既に時代の胎動に気が付いていたとのことで、
感動致しました。ただ第一段落の意味が取りにくいので、詳しく
説明して頂ければ幸いです。2003年10月22日 10:11 PM #12577ジュウイチ
キーマスターもし、戦前の日本を否定する意図でふられた話題なのだとしたら、このスレ、と言うよりもこのサイト自体にふさわしい話題かどうか、ご再考される必要があると思います。
史学概論のテキストでも、歴史科が史観から自由にはなれないという神山先生のご説明があったはずです。154も155も、ご自身の史観が正しいのだという姿勢から書かれたように見えてしまいますよ。2003年10月22日 10:12 PM #12578ジュウイチ
キーマスター>>157
訂正:
歴史科→歴史家2003年10月22日 11:11 PM #12579yoshifuru
キーマスタージュウイチ様
>戦前の日本を否定する意図でふられた話題なのだとしたら、
これは全くありません。戦前に相互扶助の良く機能した組織があった
が、残念なことに戦争遂行に利用されてしまった。それで解体された。
以上のような事実解釈を行ったのですが、そのように読むことは
出来ませんでしたか?>歴史科(家)が史観から自由になれない
この御指摘は、今はまだ私自身では、よく分からないので
ここではその通り受け取りまして、>ご自身の史観が正しいのだという姿勢から書かれたように見えてしまいますよ。
ここは、程度問題はあるにせよ、その通りでありまして、私の史観から
見ればこのように見えますと説明させてもらっているわけです。それは
すなわち正しいと思えばこそであります。しかし、発表は致しましたが、
それを唯一絶対正しいとは考えていません。当然のことです。ですから、
よく見てくださいと、お奨めをしました。
ジュウイチさん、その他の方々の御指摘を受け、文章表現を磨くことや、
別の視点からの思考を加えて再考することはやぶさかではありません。
しかし、基本的に、その時々に、正しいと思うことを発表するのだと愚考
します。2003年10月23日 12:11 AM #12580ジュウイチ
キーマスターまず、結論部分の「私達の世代はジタバタしても残り時間はわずかですから、歯車の逆回転
にお付き合いできそうもありませんが、2~30代の方々は分かりません。
」という言い回しですが、2,30代の人は歴史の「歯車の逆回転」に「ジタバタ」するべきだ、というふうに読んだんですけど違いましたか?それから「軍靴の響きが高くなるにつれ、よく機能していた分、戦争遂行協力も効率よくなされてしまった」という言い回し。軍靴の響き、という言い回しはこれまでの近現代史の議論においては「単なる事実の描写」以上の意味が与えられて使われてきた経緯がありますし、「なされてしまった」という言い回しにも、事実の描写ではなくて書き手の価値判断が入り込んでいると捉えるのが普通だと思います。
そして、yoshifuruさんの書き込みを読んで、湾岸戦争を契機に日本の歴史の歯車が逆回転し始め、「政治も経済も含め日本社会そのものが「昭和」とは比べものにならない、非成熟な形で軍国主義へ傾倒する危険をはらむもの」へ進み始めたという授業を予備校時代に聞いたというレスが返ってきているわけですが、これは、yoshifuruさんの書き込みが「戦前の日本は悪かった。今の日本もいつか来た道を辿り始めている」と言いたいらしい、と捉えたからだとは思いませんか?
さらに、そのレスにyoshifuruさんは、「感動した」と再びレスをしています。このやりとりが、「戦前の日本の否定並びに、現代の日本の社会状況がいつか来た道になっていて危ないぞ」という価値観のもとで話されていると捉えることに無理があるとは思えないんですけど。
ですから、そのような史観の話が、果たしてニフ慶の掲示板という場にふさわしいのか、わたしは疑問だと申しているわけです。「正しいと思うことを発表する」のはご自由ですが、果たしてニフ慶はその場としてふさわしいのでしょうか?2003年10月23日 10:42 AM #12581hisoka
キーマスターhisokaです、私の発言に関しても何か問題でも?
少なくともその要因の一つであれば、軽率でした。
かなり、書き込みには注意が必要ですね。
言葉ひとつをとっても、衝突の原因になるのだから。
掲示板にふさわしいかどうかは、本当に微妙ですね、はい。
抽象的な話しとして「昭和史」を捉えることと、自分の見、聞きした
歴史観とは離して考えるべきことでしょうね、おそらく。
yoshifuruさんの歴史観に共感したものでもなく、「述べた内容から
推測可能な話しの流れ」として書き込みました。
私の発言の最後の部分などは蛇足ですが、本意としては
社会科学の学問のひとつとして、社会を捉える道具のひとつ
としての科目として「歴史」がある、と。現代の現代の社会情勢を
あくまで、どうとらえるかの話しまでは個人個人で違いますから
行き過ぎでしょうね。もうしわけありません。2003年10月23日 10:53 AM #12582hisoka
キーマスター現代の現代の→「現代の」ひとつだけです、ダブりました。
2003年10月23日 3:47 PM #12583ジュウイチ
キーマスターあなたの発言に問題があるわけではありません。日本の近現代史に関する話題では、価値判断が先行した議論に陥りやすく、しまいには「荒れる」可能性が高いので、やめた方がいいですよと言っているわけです。
「歯車の逆回転」だの「軍歌の響き」だの、表現に否定的な比喩が多く散見されましたものですから。2003年10月31日 9:05 AM #12584みき
キーマスター一段落したようなので。。。
以前「三色旗」に磯田道史先生の「武士の家計簿」誕生秘話を書かれていて
気になっていたのですが、このたび遅ればせながら『武士の家計簿』読みました。
私もスクーリングで先生が古文書を持って来られたところに居合わせてみたかった!
どなたかあのラッキーな場面にいた方いませんか?2003年10月31日 5:21 PM #12585hisoka
キーマスターみきさん
hisokaはドンぴしゃで、磯田先生の「日本経済史」のスクを受けました。
先生の著書も買いましたが、コメントにその当時の先生の感想として
書かれていた箇所を読んだ際には「オレオレ」と思いながら感激したなあ。
先生の書いた研究論文のひとつを直で戴ききました。 -
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