2005-02-21 11:01 AM
#24306
キーマスター
ついでながら、同じメディアに接していながらも
人を殺めてしまう人とそうでない人の差は、一言で言うと
「想像力」だと思います。
私は実は非常に気性の激しい人間なので、いろんな場面で
誰かを殺してやりたいほど憎みながら生きてきました。
しかし結局決して殺人や傷害事件を起こさなかった一番の理由は、
もちろん自分自身の社会的立場と、その相手が持っている「物語」への
想像によるところだと思うのです。
というのも人にはそれぞれ、その人の夢だったり、家族や友達などの
大事な人だったり、様々な「正の物語」があるわけです。
その人を傷つければ、必ずどこかに哀しむ人や困る人がいるだろう。
そして自分自身、犯罪者として余生を送らなければならない。
結局こういうことを考える「想像力」が、その場でちゃんと働けば
感情に任せて人を傷つけることはできなくなると思うのです。
自分自身の「負の物語」を達成させる為に、その数倍もの「正の物語」を
奪ってしまうほどの度胸は自分にはありません。
よくある「カッとなってやった。後悔しています」タイプの犯罪は、
まさに想像力の欠如です。
しかし一部の極めて嗜好的な犯罪、または自爆テロのようなケースは、
被害者ひとりひとりの持つ物語の存在などすべて承知の上で、
それでもそれ以上に「自分の物語」を達成しようとした結果であり、
これは逆に想像力や感受性のの行き過ぎ?のような気もして
一概には言えませんねぇ・・・。